気づかないうちの便もれが症状で、中高年の女性に多く、出産に伴う外傷性、高齢による肛門括約筋の筋力低下が原因です。
(治療方法)
肛門を締める練習(骨盤底筋訓練)をすることで機能を取り戻すことができます【図 参照】
排便習慣:食後はトイレに行って、とくに外出の前にはトイレに行って残りの便を出すようにすること。
排便はロダンの「考える人」のような前かがみの姿勢が排便がしやすくなります。
食生活の見直し:3食きちんと食べる。
食物繊維を多く摂って便をまとめ、かさを増やすようにしてください。
腸を刺激するアルコールやコーヒー、みかんなどの柑橘類、香辛料などの刺激物を控えてください。