肛門のかゆみを訴える患者さんは多いです。「かゆみ」から掻きすぎて傷ついて痛み血がにじむこともあります。
肛門やその周りに炎症を起こした状態です。
肛門を拭きすぎたり、擦り過ぎたり、シャワートイレを強い勢いで長時間使い続けると皮膚がキズついて炎症をおこすのでやめましょう。
市販の痔の薬を使って悪化する人もいます。
「カンジタ菌」の付着していることもありますので、専門的な診断・治療が必要です。
(予防)
肛門を清潔に保つことはとても大切ですが、おしりに石けんのつけすぎやシャワートイレで洗いすぎ、紙で拭きすぎは禁物です。
また市販されている清浄棉も皮膚に刺激を与えるアルコールが含まれているものもありますので注意が必要です。